2016年の年の暮れ・・・いよいよ数寄屋改修工事が、完成いたしましたので、ちらっとご紹介しますね。
まず天井の竹は、洗いにかけ既存の竹の素材感をそのままに、わびさびの趣(おもむき)を残しました。
照明は、和紙をもちい、現在の空間を、優しいあかりで包むようしつらえました。
赤杉の天井は品よく、壁は本聚落塗りで、綺麗に仕上がりました。
艶やかな北山杉磨き丸太の存在感と、墨入りモルタルの和テイスト。貴重な素材のかけあわせと、数寄屋大工の伝統的な技法が、現在にも息つ”き伝えます。たくさんの想いとともに引き継がれていくことに、ほんものの凄さを感じました。施主さま、携わってくださった皆さま、ありがとうございました。
あしだ建設 スタッフより